メルウッド練習場(トップチーム練習場)
こんにちは、おじさんKOPです。
現在リバプールのファーストチームはリバプール市中心から東へ約8キロ離れたメルウッドにトレーニング拠点を置いています。
メルウッドのトレーニング施設は1959年にオープンし、これまで多くのレジェンドがトレーニングを行なってきました。
しかし、これ以上敷地の問題で大きくすることが出来ず、若手を育て、積極的に起用するとするクラブの方針に反して最新設備が導入できず、かつ若手がトレーニングを行なっているカークビーとは8キロほどの距離があるため、トップチームと若手選手が融合するのに障害がありました。
カークビー練習場(アカデミー練習場)
クラブはその野心を示すため、2017年にトップチームのトレーニング施設を若手がトレーニングしているカークビーに移転し、トップチームと若手が一緒にトレーニングできる環境を整えると発表しました。
5,000万ポンド(約73億円)を費やし、新しいトレーニングセンターやアカデミー施設、新しい練習場を2020年の夏を目処にオープンさせる計画です。
今回はそのコミュニティピッチが完成したとのことでした。
コミュニティピッチの完成は、今後のクラブハウスやトレーニング施設、練習場に先駆けてオープンするものであり、多くの地元に限らない来場者や観光客、サッカーを楽しむ人たちにとって非常に興味深いものになるのではないでしょうか。
2020年の夏、つまり来年のプレシーズンから新しいトレーニング施設でシニア、ユースがともにトレーニングする姿をみることができるようになります。共に刺激的であり、若手の中にはクロップにアピールしてやろうという気持ちが既に高ぶっているのではないでしょうか。
しかし、良いことばかりではありません。
メルウッドの近隣住民は非常に残念との思いが強いようです。伝統の施設がなくなるのですから。
しかし、シニアとユースがすぐ側でトレーニングをする環境が特に若手に大きな影響を与えないはずはなく、今以上に優秀な若手がどんどん出てくることを期待すれば、やはりメルウッドを閉鎖するデメリットより圧倒的にメリットの方が大きいと思います。
なおメルウッド跡地は160戸ほどの住宅地になるそうです。
さらなるクラブの飛躍のために遠く離れた日本からでも、クラブや、地元住民、もちろんメルウッド近くの住民にもエールを送りたいと思います。
私は一度もアンフィールドやメルウッド等にも行ったことがありません。しかし、いつかは行きたいと思っています。その時にはカークビーにも足を延ばし、トップチームほかユースチームも一緒に見学したいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。
リバプールはサッカー界でも随一の熱狂的なファンと奇跡のスタジアムを持つクラブです。それを少しでも感じて頂くのにぜひ動画等をご覧いただき、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
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ではまた、次回!