こんにちは、おじさんKOPです。
オクスレイド・チェンバレンがliverpoolfc.comに今シーズン
の目標を語っていました。
オクレイド・チェンバレンは2018年4月に行われたチャンピオンズリーグ
準決勝ファーストレグ・ローマ戦で膝の前十字靭帯を断裂し、その後長い
リハビリ期間を過ごすこととなりました。
怪我するまでのパフォーマンスは徐々にフィット感を向上させ、アンフィールド
で開催されたチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ戦のファー
ストレグで見せた弾丸ミドルはアンフィールドの熱狂的なファンを興奮
させました。見ていた私も大変興奮してことを昨日のように覚えています。
その後、膝の怪我を負ってしまい、当初は怪我の程度も公表されていなかった
ため、チャンピオンズリーグファイナルには間に合わないと思いましたが、
2018-19シーズンの開幕には間に合うものと思っていたところに復帰は
同シーズン終盤になるとの発表があり、そんな重症だったんだとその時わかった
ぐらいでした。
チェンバレンは怪我してすぐ「復帰には1年ほどかかると知っていたがファイナル
(キエフでのレアル・マドリード戦)を戦うチームのみんなに心配をかけたく
なかった」と語っており、一番つらいのは自分なのにチームメイトを気遣う姿
を見てさらにファンの心を掴んだに違いないと感じました。他のチームメイトが
チャンピオンズリーグファイナルでの敗戦を振り払うかのようにプレシーズンでの
準備を進める傍ら、チェンバレンは2018-19シーズン中の復帰を目指して
リハビリに取り組んでいました。
そのリハビリは、同様に重度の怪我を負ってしまったブリュースターとともに
お互い励ましながら取り組んでおり、若いブリュースターにすればとても心強い
存在だったことと思います。
思い返すとリバプールは怪我した選手を他のチームメイトが全身全霊をかけて
バックアップする、励ますメンタリティが備わっているんだと思います。
過去にはルーカス・レイバが自分の怪我の経験から他のチームメイトが怪我で
リハビリしているときにすごく励ましていたのを思い出します。
チェンバレンに話を戻しますと、2018-19シーズンのほとんどをケガで
棒に振ってしまい、復帰できたのは2019年4月26日に行われた
ハダースフィールド戦であり、73分からの登場でした。
長く戦列を離れていたため、フィット感はまだまだこれからと感じましたが、
すごく頼りになる選手が戻ってきたと感じたものです。
そのチェンバレンはLFC.comに「ユルゲン・クロップの選択肢のひとつ
になる」と語っています。また、「2018-19シーズンのプレミアリーグは
マンチェスター・シティに1ポイント差でタイトルを逃しており、彼らに勝つには
やらなければならないことはわかっている」とも語っています。
チェンバレンの復帰は今シーズンの新加入選手と同じ、いやそれ以上のもので
あり、クロップも中盤の構成には大いに悩むと思いますし、怪我がちである
ナビ・ケイタやアダム・ララーナもぜひフィット感を取り戻して
躍動する姿を見たいと思います。
チェンバレンの復帰は今シーズンに必ず違いをもたらすと思いますし、中盤の
選手の運動量がチームの肝であるリバプールは、多くのスキルの高い、貢献度の
高い選手たちのフィットネスをいつも維持しておかなければならず、
それを継続することができればおのずと30年振りのトップリーグ優勝も
見えてくるのではないかと思います。
今シーズンのチェンバレンには要注目であり、その活躍を大いに期待したいと
思います。
チェンバレン以外にも、ナビ・ケイタ、アダム・ララーナやシェルダン・シャキリ、
ディボック・オリギ、特に私はライアン・ブリュースターの活躍を密かに
期待しております。
今回も読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次回!