ショーン・コックスさんとその妻、マルティナ・コックスさん
こんにちは、おじさんKOPです。
今日、11月10日(日)は今シーズン一番のビッグマッチであるマンチェスター・シティ戦が開催されます。
既に両チームの最新情報などたくさんの情報が溢れています。
そんな大一番を前に少し視点を変えて記事にしてみたいと思います。
この大一番にはリバプールFCはショーン・コックスさんとその家族をアンフィールドに招待するそうです。
コックスさんて誰?と思う人とコックスさんアンフィールドにこれるくらいに回復したんだと感慨にふける人がいるかと思います。
アンフィールド
知らない人のために少しコックスさんとそのコックスさんに起こった事件をご説明したいと思います。
コックスさんはアイルランド人でリバプールの大ファンですが、2018年4月に開催されたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、VSローマ戦をアンフィールドで観戦するためにアンフィールドに向かっているその途中でローマサポーターに襲撃され、脳出血を伴う重傷を負ってしまいました。
コックスさんは意識不明の重体に陥り、外傷手術は成功したものの、意識不明の状態が長く続いていました。
コックスさんを励ますバナーを掲げる選手たち
その間、リバプールFCやASローマから多くの寄付が寄せられ、リバプールの選手だけでなく、ASローマの選手たちも「FORZA SEAN」(頑張れ、ショーン)と書かれたシャツを着てコックスさんを支援する姿勢を積極的に示しました。
コックスさんの意識は長くもどりませんでしたが、2018年7月に約3ヵ月ぶりに意識が戻りましたが、自ら動くこともできず、話をすることもままならない状況でした。
そんなコックスさんを支援するためにショーンコックスリハビリテーショントラストが立ち上げられ、リバプールFCやスピリットオブシャンクリー(有力サポーター団体)が寄付金を集めるため、様々な取り組みを行ってきました。
2019年6月にはリバプールレジェンズとアイルランドレジェンズがダブリンでチャリティマッチを行い、ショーンコックスリハビリテーショントラストを支援するため、コックスさんの継続的なケアに必要な多額資金集めに多大に貢献しました。
コックスさんは事件後約18か月をアイルランドで過ごしたあと、会話と運動に焦点を当てた12週間のリハビリのためにイングランド北部の神経専門施設に移りました。
その時妻のマルティナさんは「ショーンは18か月である程度回復しましたが、その動きは非常に遅いです。」とのコメントを残しています。
また、「彼は自分の口で自分を表現することは非常に難しいと感じています。彼はより多くのことを聞いて理解できるように見えますが、彼との会話はまだまだ越えなければならない壁があります。」と述べています。
しかし、熱心なスポーツファンであり、リバプールをテレビで見ているときは常に気分が良さそうとのことで、少しずつでも回復しているのが実感でき安堵しました。
そして今回、事件後初めてアンフィールドを訪れるコックスさん。
アンフィールド全体が大きな歓迎と励ましを持ってコックスさんとその家族を迎えるのではないでしょうか。試合前かと思いますが、非常に感動的なシーンが見れるのではないでしょうか。
これからもリバプールFCだけでなく、ファン全員ががコックスさんとその家族を支え、支援していかなけばならないと思います。
サッカーがスポーツ面以外で脚光を浴びるのは良いことなら良いのですが、そうでないのなら決してあってはならない思います。
事件後、クロップも声を大にして警鐘を鳴らしていたと思います。
政治的問題、人種差別、暴行事件などサッカーと関係ないことで問題を引き起こすことは厳しく排除していかなくてはいけないと思います。
今回はシティ戦の試合だけでなく、それ以外のことにも皆さんに知ってもらいたく記事にしました。
今回も読んで頂きありがとうございました。
リバプールはサッカー界でも随一の熱狂的なファンと奇跡のスタジアムを持つクラブです。
それを少しでも感じて頂くのにぜひ動画等をご覧いただき、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
ーY・N・W・A-
引用元:liverpoolfc.com
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ではまた、次回!