こんにちは、おじさんKOPです。
マンチェスター・ユナイテッド 1 - 1 リバプール
得点者: ラッシュフォード(36’) ララーナ(85’)
モハメド・サラーが怪我によりメンバー外となり、代わってディボク・オリギがスタメンとなりました。その他はアリソン・ベッカーの復帰以外予想どおりのスタメンとなりました。ユナイテッドもホーム、オールドトラフォードということもあり、ファンの声援の後押しを受けて前から積極的にプレスをかけてきました。
予想どおりの展開となり、フィルミーノやマネ、オリギが裏を取れるスペースもあるかと思いましたが、ユナイテッドのシステムが3-4-2-1と3バックを採用してきており、ウイングバックとなるワンビサカやヤングが最終ラインを意識した動きなったことから、サイドにスペースが生まれにくい展開となりました。ユナイテッドはリバプールの両サイドバックを非常に警戒してそのような布陣を敷いてきたものと思います。
一進一退の攻防が繰り広げられましたが、リバプールの完成された連動性の前に一歩先はリバプールであり、リバプールはボール保持率でも上回る結果となる前半となりました。オリギがボールロストし、得点に繋がったシーンは今シーズンの昨シーズンと違い少し失点の多いチーム状況を表しているように感じました。(あれはファールがあったと思いたいのですが)気の緩みはないとは思いますが、チャンピオンズリーグのザルツブルグ戦などの失点シーンとよく似ているものでした。アリソンの復帰により今一度最終ライン及びチーム全体の守備意識を改善していってもらいたいと思います。マネのゴールシーンはVARだからこその判定、昨シーズンまでであればゴールとなっていたことでしょう。それであれば展開は大きく変わったと思います。
後半は圧倒的にリバプールがボールを持つ展開となり、少しはユナイテッドのカウンターもありましたが、連動性のないユナイテッドのカウンターは、はっきりいって順位を如実に表していると感じるぐらい恐怖感はありませんでした。しかし、引いた相手から得点を奪うのは本当に難しく、前日のトッテナムがそうであったように攻めあぐねるシーンが目立ちました。しかしそこは首位チーム、崩しのパターンもシティほどではないにしても十分持っており、途中出場のララーナの得点シーンなどはゴールの予感はありました。
チェンバレンのミドルも可能性を感じるものであり、引いた相手にはミドルレンジからのシュート意識を高めていくと崩しの場面も効果的になると感じました。ケイタが入りきれていないと感じましたが、それはこれからの課題としていってもいたいですね。
サラー不在が響いたとは思いませんが、今シーズンは完全に勝ち切るという試合は実はそれほどなかったように思います。開幕節のノリッジ戦ぐらいでしょうか。後は必ずといっていいほど失点していますし、安心して見ていられる試合は少ないように感じます。それでも負けないということは非常に重要で、今回もユナイテッドの脅威はそれほど感じず、勝てる試合だったと思いますが、そこはダービー、宿敵相手ということとオールドトラフォードだったということも関係していることは間違いないと思います。
リーグ連勝記録も開幕連勝もストップしてしまいましたが、2位シティとは依然6ポイントの差があり、慌てる必要はなく、負けていないということをポジティブに捉え、すぐにやってくるチャンピオンズリーグ、ゲンク戦に向けてフィジカルコンディションを整えていってほしいと思います。これから年末に向けて過密日程が続きますが、チーム力が試される時期でもあり、そこで取りこぼしのないよう頑張っていってほしと思います。
次のリーグ戦はホームでのトッテナム戦です。難敵続きですが次はホーム、アンフィールドですのできっちりと勝ってまた波に乗っていきたいですね。観戦されていた皆さん、夜遅くまでお疲れ様でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
リバプールのことをもっとたくさんの方に知ってもらえるよう頑張って書いていきますので、これからもよろしくお願い致します。
ではまた、次回!