こんにちは、おじさんKOPです。
やはり最初はこの画しかありませんね。この2人の笑顔、本当に画になります。そんなフェルナンド・トーレスが引退して初めてアンフィールドを訪れました。あのトーレスが日本でサッカーをしているなんて鳥栖加入が発表された時は驚きと日本でトーレスのプレーが見れる興奮が入り混じっていました。全盛期のようなプレーを見ることは出来ませんでしたが、あのエル・ニーニョが最後の国として日本を選んでくれたことが心から嬉しかったです。
さて、そんなトーレスがアンフィールドを訪れた理由は色々あるとは思いますが、一番は2020年3月に開催されるバルセロナレジェンドチームとのチャリティーマッチのPRと参加表明のためではないでしょうか。トーレスのチャリティーマッチ参加は私が知る限りでは今回が2回目ではないでしょうか。1回目はといいますとこれがファンにはたまらないシチュエーションがありました。なんとトーレスとスアレスが同じピッチに立つという叶うことのない夢の競演がピッチ上に現れたのでした。チャリティーマッチですので激しさや熱さはないものの、この2人とジェラードがいるチームがせめて少しでもその期間があればと何度も想像したものです。現実はトーレスがチェルシーへ移籍し、そのすぐ後にスアレスが加入したというものでした。
トーレスはliverpoolfc.comのインタビューにいくつか答えていますので、簡単に要約したいと思います。
Q:リバプールのプレイヤーとしてアンフィールドを訪れて12年経ちますが、思い出はなんですか。
A:戻ってくるのはいつもいいことです。テレビでアンフィールドを見たり、リバプールの試合を見た時は、幸せだった感情や多くの思い出が脳裏に浮かびます。
Q:今と違うと感じますか。
A:新しいスタジアムとなって周辺含めてすべてが大きく変わりました。でも、ここでプレーしていた時と同じ気持ちを感じることができます。現在のクラブのやり方にとても満足しています。私はどこからでもリバプールをサポートするつもりです。
Q:引退してこれまでのキャリアをどのように振り返りますか。
A:明らかに本当に素晴らしい時間でした。プレイヤーとして私のピークでした。私はおそらくリバプールのシャツを着てサッカーをするのが一番楽しかったです。チームメイト全員、特にスティーブン・ジェラードと一緒にプレーしたことは永遠の思い出です。そしてアンフィールドのコップの前でゴールした感覚を12年経った今でも鮮明に思い出すことが出来ます。
Q:それらの思い出は時々あなたの心に蘇りますか。
A:多くの場所で引退の数か月前から私のハイライトが示され、その多くがリバプールのものでした。私にとって特別な時間でした。3年半の間、なんでも出来ると感じていました。子供のころから夢見たレベルに達することが出来たこと、リバプールには本当に感謝しています。私の子供はこの町で生まれ、この町との繋がりは永遠で、リバプールの試合を観戦するために彼をすぐにでも連れてきます。
Q:ファンとこんなに強い関係を早く築けた理由を説明できますか。
A:ここは私の故郷アトレチコの価値観と非常によく似ています。ファンが最も高く評価するのは努力と献身であり、常にプロフェッショナルであることです。私はここにきて一生懸命働き、チームを助けようとしました。プレイヤーが一生懸命働いているのを見ると、彼らは常にそんなプレイヤーをサポートします。
Q:ジェラードは今まで一緒にプレーした中で最高のプレイヤーだとよく言っていましたが、ピッチでのパートナーシップの秘密は何ですか。
A:私はジェラードの大ファンでした。ジェラードと一緒にプレーする機会を持つことはリバプールに来る大きな理由のひとつでした。ジェラードには必要なものが全て揃っていました。彼とプレーするのはとても簡単でした。
Q:リバプールを去った時、ファンはとても失望しました。しかしチャリティマッチに参加してこの関係は再び強化されたようです。あなたにとってそれは重要でしたか。
A:私が後悔しているのはその去り方でした。しかし時間が解決してくれると思います。世界のどこにいてもリバプールファンは私のところにきてここでの時間を感謝してくれます。しかしそれは反対で、私がここにいて幸せを感じさせてきれたことにいつも感謝しています。私は永遠にリバプールをサポートします。何が起こっても。街、ファン、クラブは常に私の心の中に存在し続けます。
Q:6度目のチャンピオンズリーグ優勝を見た感想を教えてください。
A:リバプールではいかにトロフィーを獲得することが重要か知っています。97ポイントでリーグを勝てないなんて信じられないことでしたが、今年必ずそれは起こると思います。私の故郷であるマドリッドでリバプールがトロフィーを掲げる姿を見れてとても嬉しかった。
Q:現在のチームにどれほど感銘を受けましたか。
A:彼らの進歩は素晴らしいです。クロップが来てから状況はどんどん良くなっています。チームは素晴らしい選手を何人か加えました。そのうちの何人かは世界一です。良くなるための正しい方法と思います。リーグもチャンピオンズも厳しい戦いが続きますが、彼らなら目標を達成すると信じています。そのために私は出来るだけのサポートをします。
チェルシーへ移籍した時は、ファンの間では過激な反応を示す者もおり、後味の悪いものとなりました。そのことはトーレスも後悔しており、そのことは時間とともに説明できるともしています。しかし、さすがリバプールファンだと思うのが、どんな去り方をした選手であってもチームの貢献したことは常に評価し、感謝していることこれはコップならではでないでしょうか。同じ匂いがアトレチコファンもするのでしょう。そんなチームを古巣に持つトーレス、両チームから永遠に愛されるアイドルでしょう。3月のチャリティーマッチを楽しみにして待ちたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。
リバプールのことをもっとたくさんの方に知ってもらえるよう頑張って書いていきますので、よろしくお願い致します。
ではまた、次回!